エグソダスカノン序章
エグソダスカノン現代編序章

人物設定は現代版がカノンキャラとギルティーキャラを使用し、過去編、未来編がそのままのギルティーの世界となってます。
まあ、要するにカノンとギルティーのクロス・・・らしきものだな
そう言う内容が苦手だ、ギルティーが嫌いだ「謎解き」と聞いて「ヤンキーゴーホーム」と言いたくなる人は見ないでください。


ここは南アフリカで発見された地下遺跡。
その際奥につながる扉の前で青年が何か作業をしている。
「へへへ、こんな扉、俺に取っちゃ屁でもねーぜ・・・」
そう言い持っていた鞄から何かの器具を数個取り出す。
まず一つ目がナイトスコープと呼ばれる器具、そして、自価数億円とも言われているスルーファウンドと呼ばれる器具である。
「まずはこのスルーファウンドで・・・」
そう言いスルーファウンドを構え電源を起動させる。
ピー、ピー、ピー
機械的な電子音と共に画面に何かが映し出される。
「やっぱりそうか・・・この先が、でっかい空洞になってやがる・・・」
それを見た後にナイトスコープを頭にかぶり、目の前に存在する大きな石で出来た壁に手を触れる。
「うっしっし・・・この先にあれがあるんだな・・・」
青年はいそいそと何かの作業を始めだす。
が・・・こん・・・!
鈍い音が響き重い音と共に意思の扉が左右に開かれていく。
「へ、俺にかかればこんな遺跡の仕掛けなんか造作も無い事だ」
そう言い部屋の仲を見回す。
その部屋は正方形のつくりで真中に台座があるだけだった。
「・・・・・・ない!」
そう、たったそれだけで、彼の求めるものが存在しなかったのだ。
青年はゆっくりと台座に近づき一枚のカードに気がつく。
それは、台座に突き刺さるように立っていた。
「ファントム(幽霊)・・・だと・・・」
青年はそのカードを引き抜くと一気に握りつぶした。
「ふざけた真似しやがって・・・」



ここはニューヨークのとある町
TLLLL・・・TLLLL・・・
規則的な電子音を鳴り響き受話器が上げられる。
「はい、相沢ですが」
そう言い電話に出たのはこの世のものとは思えぬほどの気品と優美さを兼ね備えた女性だった。
「そう・・・解ったわ、祐一を行かせるから後はそっちの好きにしていいわよ」
そう言い微笑を浮かべる。
「秋子に祐一、そしてファントム(幽霊)か・・・いい退屈しのぎになりそうね・・・」
そう呟くと再度電話をかける。
息子である相沢祐一へ・・・
「ニューヨークから・・・へ、コネクトコールで・・・そう、料金は相手持ちでね」
この電話が自分の息子の運命を変えると知らずに・・・



あとがき
作「終わった〜♪」
祐「これで3つ目外伝合わせて4つ目だな・・・」
作「そうだね」
祐「こんなの書くより先にどれかを終わらせれよ」
作「・・・無理!!!」
祐「威張るな!!!」
作「まあいいじゃん」
祐「はあ・・・」
作「それでは皆さんまた次回で合いましょう」